「ペテン師と詐欺師」

久しぶりに舞台の話を・・・
もう終わってしまいましたが、市村正親さん目当てで「ペテン師と詐欺師」を見に行ってきました。


とにかく最初から最後まで市村さんに釘付けでした。やっぱり好きだなぁ・・・歌ってても踊ってても、ただそこにいるだけでも目で追ってしまう。一瞬でも表情を逃すのがもったいなくて、ひたすら見続けてました。

 
帝劇でやっていた「モーツァルト!」も一度見に行ったのですが、そのときも「モーツァルトの父!」とかにすればいいのに、と思った記憶が。天才の父親としての複雑な気持ちが痛いほど伝わってきて、もう彼の後姿どころか影が見えただけでもうるっときてしまうのに、そんな状態で歌なんか歌われた日にはもう滝のように涙が出てきてえらい困りました。高橋由美子さんとの掛け合いの歌もよかったなぁ・・・そろそろ年齢的にちょっと無理があるんじゃ・・・とドキドキしていましたが、しっとりしていてよかったです。
hiroのコンスタンツェは・・・ありえないでしょう。出てくるたびに、口を開くたびにイラッとしたことだけ覚えてます。ほんとなんとかならないんでしょうか、ああいうの。


「ペテン師と詐欺師」に話を戻すと、全く期待していなかったソニンがそんなに嫌じゃありませんでした。けどもうちょっと肩の力が抜けたらもっといいのに。若い役者さんにありがちですが、力が入りすぎてて見てて多少疲れてしまう。



もし叶うなら、今の市村さんの怪人を見たい。どんな怪人になるんだろう・・・