職場変わって数カ月。


なんかもう日々色々ありすぎてずっと書けずにいました。
なのにアンテナに入れていただいてる数が同じ(か、数件増えたかも)でした。
相変わらずもうやめようかなーなんて思いつつ、生きてきた証拠(笑)なのでとりあえずやめるのはやめようかと。


医者7年目、麻酔科4年目ということで、本格的に中堅どころに位置するようになりました。
心外も導入手伝ってもらったらあとはよほどの問題が生じない限りひとりでやるし、常勤の麻酔科医がいないところにひとりで行って、ひとりで麻酔かけて、ひとりで帰ってくる、ということもやるようになりました。もちろんオーベンとして研修医や若手麻酔科医の指導もするし、術前外来もやります。


要するに、なんでもありなんです。「便利な子」というか…


職場が変わった初日の午後には急患、翌日にはひとりがけ、その翌日には外勤。次の週には呼外と心外、術前外来、オーベン・・・


なんだか「早く使えるようにしよう」という雰囲気満々で、若干ぐったりしてしまいました。甘いのかな。けどオペ室のルールやお作法、さらに麻酔の仕方などがこれでもかというくらい元職場と違っていて、本当に精神的におかしくなるんじゃないかと思うくらいでした。今までやっちゃだめと言われてきたことが正式なやり方として採用されていたり、この方法でやれと言われていたことが禁忌になっていたり・・・もうとにかく今まで頑張って習得してきたものが全否定されるというか・・・


そして元職場より規模が小さい分、結構なあなあでやっていることや目を白黒させてしまうようなことが平気で行われていてそれもストレスの原因でした。元職場だったらありえないんですけど!といっても誰も私の元職場のことなんて知らないし、ここの人たちはそれが常識でずっと来ているので私が言うことなんてそもそも意味が通じないみたいです。ほんと恐ろしい・・・けどきっと元職場に就職する新しい人たちにとっては元職場がありえない場所だったりするんだろうな、とかあんまり建設的ではないことを考えて気を紛らわせていたりしました。


A先生「職場変わると大変だと思うし、何でも言ってね。前の職場ではどんな風にやってたとか、いい案はどんどん取り入れたいし、ここをもっと変えていきたいと思ってるんだ。麻酔のやり方も先生の慣れたやり方でいいからね。」
B先生「先生は来たばっかりだから何も言わない方がいいよ。何があっても黙ってここのやり方に従って。色々思うところはあるかもしれないけど、これも修行と思って。」


なんだろな。色々経験して辛いこととかには慣れたはずなのに、今が一番辛い気がしてしまう。
あ、でも今が一番辛いなら今後はよくなるだけかも!
・・・ほんとかよ・・・