当直

最近「様子をみる」ということをしない患者さんが多い気がします。例えば「足首ひねってシップ貼ってたけどよくならなかったから後日日中に整形外科を受診した」という流れが私の中では普通なんですが、「シップ〜後日日中に」までが抜けていて、「ちょっと腫れてるんですけど」といって夜11時とかに受診されます。もちろん歩けないなんてことはなく、レントゲンとったところで骨折もありません。


う〜ん・・・なんだかなぁ・・・


大丈夫かどうかを診断するのが医者だろ、って言われたらそれまでなんですが、「緊急性があるかないか」をあんまり考えていないというか・・・素人なんだから緊急性があるかないかなんて分からない、と放り投げて医者にすべてをやらせて責任を取らせるんじゃなくって、子供の場合でもまず「自分である程度考えてみる」ってことはあんまりしないのかなぁ。他にも家でオロ○イン塗っといてください、と思わず口走りそうになるようなひっかき傷でも受診する人が結構いて、そういう人たちはそういった一見小さなことが徐々に自分たちの首を絞めていってることには気付かないんだろうな、と思ったりします。



ようやく、治したという達成感を感じることができるはずの肘内障がキターと思ったらどうやら来る途中で自然に治ってたみたいでした。よかったけどちょっとさびしい・・・