さらば救急部

殺人ウィークがなんとか終わりました・・・。「絶対無理」とか思ってても、やらざるを得ない状況にいるとなんとかなるもんですね。本気で一睡もできない夜がなかったのが幸いでした。


この2年間で一番印象に残ったのは、最後にまわった救命救急センターでした。決して最後にまわったからではなく、「救命センターにくる患者さんは、“そういう背景”を持った患者さんだ」というオーベンの言葉どおり、連日連夜本当にドラマのようなことが繰り返されていたからだと思います。足を滑らせて転倒し、一瞬にして一生車椅子生活が決定した人。警察官付きで護送されてきて、手錠と腰縄がつけられていた人。下校途中に交通事故に遭った子供の母親が半狂乱になって泣き叫んでる姿。障害を苦に自殺を図ったけど命だけは助かり、今度は自殺すらできないくらいのさらなる障害を負って生きていかなければならない人・・・


勉強になったし、目まぐるしく色々なことが起こる毎日を「面白い」と思うこともあったけど、でもずっと続けてくのは絶対無理だと思いました・・・。