CV記念日

今日はやたらと刺しモノがうまくいく日でした。何度となく繰り返したシャドウプレイが効を奏したのか、CVも相当スムーズに入りました。患者さんもきっと今回が私の初CVだったとは気づかなかったことでしょう(知らぬが仏というやつです・・・)。看護師さんにも「すげー」「はえー」と好評でした。

しかし患者さんや私以上に喜んでいたのがオーベンの先生。やはり自分の指導でコベンがうまく何かを成し遂げるというのは嬉しいらしいです。







こんな風に何か手技をやってうまくいくと、ちょっとだけですが、オペ室が恋しくなります。別に内科が嫌だとか切るのが好きだとかそういうのではなく、ただ私の中で「技術というのは自分が磨けば磨いただけ上達するし、人と差が出るところだ」という思いが強いのです。(だから採血ひとつにもこだわる。)オンリーワンもいいけどナンバーワンにもなりたい、という見栄(?)もちょっぴりあったり・・・。

CVやマルクやルンバールやオペの直前は相当緊張してドキドキしてしまうのですが、いざ始まると妙に落ち着いてしまい、でもほどよい緊張感は持ったまま集中してその手技に取り組めます。以前も書いたのですが、手が震えて器械が操れなくなるとかいうことも今のところありません。高々4ヶ月しか経っていないので何も判断できないことは重々承知していますが、でもなんとなく私は薬の微妙な量のさじ加減を考えるより、物理的に手を動かしている方が合っている気がするのです。