2005年2月21日(月) 国試3日目

「昨日は9時には寝たよ」「俺は10時くらいかな」などという会話を聞きながら昨日もまた日付が変わってからやっとベッドに入ったことを反省。今日こそ睡魔に襲われてえらいことになるかも・・・と心配しながら最終日の会場へ。

9:20〜11:50 G問題(臨床各論60問)。さすがに3日目ともなると慣れと疲れで試験中「あーもー分かんねーよーもうどうでもい・・・くないいくない(汗」となることが度々ありました。眠気はさほどなかったのは不幸中の幸い?

13:00〜14:20 H問題(臨床30問。試行問題??)。国家試験は全部で530問で構成されているのですが、その中には30問ほど「試行問題」というものも混ざっています。それらは点数には加算されないという特徴があります。しかしどれが試行問題なのかは発表されず、なんだかよく分からないシロモノでもあったりします。今回はこのH問題が試行問題ではないかと噂されているのです。・・・せっかく比較的よくできて、カンで解いた問題の正答率も高かったのに(泣 間違えた必修の問題と差し替えになってくれると大変ありがたいんだけどな・・・

15:00〜16:40 I問題(長文問題)。この長文は1つの症例が提示され、その症例に関して3問セットで出題される、というものです。これは武器にも敵にもなります。診断がちゃんと合っていればまとめて3問いただき、でも勘違いしたりして間違えると3問連続でアウト、という諸刃の剣だったりするからです。一部「やばいよぅ疾患が分かんねぇよぅ・・・なんじゃこれ??」となったものもありましたが、比較的なんとかなった気もしないでもないです。
最終的に時間があまりまくったのですが、どうしても「国試終了の瞬間」を味わいたくてうたた寝しながらその場にとどまりました。試験が終わり、解答用紙と問題用紙が回収され、試験監督がカウントし終えて「それではこれで第99回医師国家試験を終了します」という言葉を聞いた瞬間は、なんとも言えない気分になりました。


教室の外に出るとつらい日々が終わったことを喜ぶ学生でごったがえしていました。とりあえず記念撮影をしたりしながら酒を求めて居酒屋へ。ビールで乾杯し、「んま〜〜い!!」と思わず呟いたらポリクリの元相棒に「ビールと手羽先で『うまい』だなんて、お前オヤジだぞ・・・」と注意されてしまいましたorz その後もついうっかりホッケなんぞを注文してしまい、「ホッケ・・・渋すぎる・・・いや、うまいからいいんだけどさ・・・」とまた注意されてしまいましたorz うっうっごめんなしゃい、でも今日は大目に見てくれよぅ・・・(泣

その後も終電近くまで相棒の浪人時代の話からさっきまで受けていた国試の話まで、とにかくいろいろ話してから自宅に帰ってきました。試験は大変だったけど打ち上げは楽しかったー!