2004年11月25日(木) 卒業試験II 2日目

今日は午前中が「必修」、午後が「長文」です。

必修の問題というのは受験者の8割以上(?)が正解すると想定されており、試験そのものとしては一応8割以上とらねばならないという代物です。しかしこれがなかなかどうして難しい。試験勉強として過去問を2年分解いたのですが、去年の問題でギリギリ8割、一昨年の問題だと余裕で8割・・・に届かず。周りの人に聞いても8割いったという声はほとんど聞かれず、必修なのに6割とか7割くらいしかとれないという人ばかりなのです。なぜ必修のはずなのにそのくらいしか点がとれないのか。それは一言で言うと


問題がマニアックすぎ


こんなの必修じゃねえ!!そんな問題出されても勉強になりません!!という問題もかなりあります。もうほんとに何でもあり・・・にもほどがあるだろ。

頼むから変な問題は少なめにしてくれ・・・と祈るような気持ちで試験開始。今年はまぁあんまり変な問題はなかった気がします。えがった・・・。いくつか「結局この答えはなんだったんだろう??」とえらい正答が気になる問題もありましたが、今はサクっと忘れて気持ちを切り替えて午後の「長文」対策に取り掛からねばなりません。

長文問題というのは1つの症例が提示され、その症例に関して3つ問題が出されるというものです。たとえば「××歳、男性。労作時の胸痛を主訴として云々」という問題文があり、1問目は「診断はなにか」、2問目は「行う検査はどれか」、3問目は「治療方法はどれか」といった具合に進行します。

この問題は武器にも凶器にも成りえます。ちゃんと理解している疾患だったら「よっしゃ!3問まとめてもらったゼ!!」となりますが、いきなり診断から間違えてしまうとそのまま自動的に2問目や3問目を間違えてしまうことになります。なんとも恐ろしいことです。


私「あーなんかもー試験中に赤外線とか使ってみんなの答え集めたいわ・・・」
みか「赤外線いいねぇ!携帯よりよさげ」
私「でしょー?こう手をかざしてさぁ・・・」
みか「『むむっ a が多いぞ!』みたいな?」
私「そーそーそー!」
みか「みんなやってたら面白そ〜」
私「こー手ぇ上に上げてクルクルっとさ〜」
みか「あはははは〜」
私「うはははは〜」


なんていってる暇があったら勉強しましょう。

そしていよいよ試験開始。この長文問題の唯一の救いは時間だけは豊富にあること。なんと60問に対して3時間も与えられています。・・・逆にちょっと長すぎ。

試験終了後、解答配布までの時間にみかと話していたらどうやら私は腎臓の問題を間違えてしまったらしいということが発覚。まぁ恐れていた通り3問まとめて間違える、ということをやってしまったわけで・・・。またしても答え合わせはしなかったものの、あとどんだけ間違えてるんだろうとか考え出すと震えが止まらなくなるのですが、今宵もまた翌日の試験のために勉強してから3時くらいに就寝となりました。

あ、あと一息・・・