2004年11月24日(水) 卒業試験II 1日目

こないだまでやってた卒業試験Iというのは内科とか外科とか小児科とかいう風に分かれていたんですが、今回の卒業試験IIでは「総論一般」とか「臨床各論」とかいう風になっています。つまり内科とか外科とか小児科とかその他もろもろの科の問題がごっちゃになって出題されているのです。要は何が出てもおかしくない、そんな試験だったりするのです。

私は試験が始まればまぁそれなりになんとかなるんですが、とにかく始まる前はこれでもかというくらいテンパります。それはひとえに自分の勉強が足りなくて自信がないからってだけなんですが、とにかくもう「あたしゃなんで医学部なんかに入っちまったんだ・・・凡人は凡人らしく大人しくしてりゃよかったのに・・・(泣」とか毎回思ったりします。6年間ずっとこんな感じでした。ちなみに献血に行った時も実は針を刺される瞬間毎回「あぁなんでまたここに来ちゃったんだろう・・・痛いのに・・・(泣」とか思ってたりもします。図体がデカいわりには小心者なのです。世間一般では学習能力がないという言い方をすることもあります。

さて、今日の試験は午前中が「総論一般」、午後が「各論一般」というスケジュールになっています。「一般」とは一体どんなものか、総論と各論ってどう違うのか、と気になると思いますが、私もどう分けられてるのかいまいち分かりませんので解説できません。なぜならば前年度の各論の問題が総論で出てたり、総論の問題が各論で出てたりするからです。要は何が出てもおかしくない、そんな試験なのです。世間一般では適当という言い方をすることもあります。

そして今回の一番のネックが「試験時間と問題数」の関係です。なんと問題数が総論も各論もどちらも100問以上あります。しかし、試験時間はどちらも100分です。つまり単純に考えて1問につき1分も時間がないわけです。


ふざけんなァァ〜!!


問題文を読み、5つの選択肢を読み、そしてどれが正しいとか間違ってるとかを判断してマークシートの丸を塗りつぶすのに1分しか与えられないですと?!そんなこと人間にできるかッ!!ひどすぎるッ!!・・・しかし決まりは決まり。そこを乗り越える方法はただひとつ。そう、


脊髄反射


キーワードを見たらもうわき目も振らずにそれに結びつく選択肢を選ぶのです。考えるとかそういうんじゃなく、ほんとはっきり言って


脊髄反射


だから後から答え合わせの時に「なんでこの選択肢選んだんだろう・・・??」というのが出てきたりします。いいのかこんなんで・・・

そんなこんなでどうにか試験を乗り切り(結構過去問とかぶっていた)、試験後にいつも通り大学側から解答をもらったのですが、友達に「答え合わせしたくないなぁ〜」と言ったら「私は最後にまとめてするよ。時間がもったいないし。」と言われてしまいました。・・・確かに次の日の試験勉強をしたほうが有意義かも。しかも私の場合はもし点数が悪かった場合多大なる精神的ショックを受けてしまうため、気にはなるけど採点はしないほうがいい。

そう決めて、気になってしょうがなかったんですが、あまり点数がいいという自信もなかったためそのまま次の日の勉強をすることにしました。次の日は8割以上とらねばならない「必修」と泥沼となる可能性が高い「長文」の2本立てです。おぉ怖ぃ・・・