夏ですね・・・

昨晩、どうにも眠くて早めにベッドに入ったのです。ちょっと暑かったので窓を開けたままで。そしたらうとうとしかけた頃、突然その事件は起こりました。



!?
み、耳の中で虫の羽音がッ!!!!!



もうそれはそれは至近距離で「ブゥ〜ン」とか言ってるわけですよ。



ヒイィィィ!!!
たすけてえェェェ!!!



あわてて飛び起きて「かっ、懐中電灯!!」と思ったけど、んなものウチにはない。
慌てふためいているとまた耳の中で「ブウゥゥン」という音が!
ぎょえェェきもちわるいィィ!!
ととととりあえず明かり明かり・・・と電気スタンドをつけて虫が入ったと思われた左耳を近づけ、しばし待ちました。


・・・
・・・・・・


・・・羽音はしなくなったけど、明らかに虫が出て行ったというような気配もない。時計を見ると午後11時。微妙な時間だ・・・以前救急外来に「耳に虫が入った」という人が来ていたのは知っている。今ならまだ耳鼻科の当直の先生も寝てはいないだろう。行くなら今だ。


しかし受診してしまうと「主訴:耳に虫が入った 現病歴:耳に虫が入った」とかいうちょっぴり恥ずかしいカルテが作られてしまう。しかももし虫がいなかったら「所見:虫なし 転帰:帰宅」とか書かれてますます恥ずかしいことになってしまう。救外の看護師さんも知り合いばっかりだし、「あれ?今日は診られる側なの?なになにどしたの??」とかいって絶対絶対からかわれるに決まってる。第一、虫が耳に入ってるからって別にどうってことは・・・あるけど、でも命に関わるわけじゃないし、うぅぅ私はどうすればいいのだ・・・


1. 2分で最低限の化粧をし、服を着替え、今すぐ救外に行って耳鼻科の先生に耳の中を見てもらう
2. とりあえず寝て、もしまた羽音がしたらその時点で行く
3. とりあえず寝て、翌日暇ができたときに耳鼻科に入局した同期にコッソリ見てもらう


・・・3にしましたとも、ええ。大丈夫、耳の中に虫がいたって死にはしない。多分。キモチワルイけど・・・orz

そんなわけで今日は麻酔をかけながら一日中「虫が・・・今も虫がいるかも・・・」と思いながら過ごしておりました。なんかなさけな・・・orz
一日の仕事を終え、同期にコッソリ電話したら大爆笑しながら耳の中を見てくれました。虫の死骸が出てきたらどうしよう・・・とか思っていたのですが、結果は「大丈夫、虫はいないヨ」とのこと。えがった(救外行かなくて)・・・


その同期(男)には「女の子が窓を開けっぱなしにして寝てちゃだめだよ」と注意されました。ほんとすいませんorz
皆様もこれからの季節、どうぞご注意ください・・・