患者さんの心配事

自分の病気がある程度落ち着いてくると、次に気になるのは、私がデートしたりする時間がないんじゃないか、ということらしいです。





入院期間が長くなってくると、ふと「そいや池田先生、土日も診察に来てるわ・・・」と気づき、「これじゃ彼氏とデートする時間もないんじゃ?それ以前に彼氏作る暇もないんじゃ??」と心配になるらしいです。特に40〜60代くらいのおばちゃん達にとって私は娘か孫みたいに映るらしく(←あまり医者として見られていない)、よく「先生はお付き合いしてる人いるの?ちゃんと遊び行く時間はあるの??」などと心配されます。一時期「先生、ちょっと聞きたいことあるんですけどいいですか?」の質問の後に必ず「先生は彼氏いるんですか?」と続いたことがあり、私に対して組織立った嫌がらせが横行してるのかと思ったこともあるくらいです。

患者さん同士でそういう類の噂話をしてる時にたまたま大部屋に回診に行っちゃったりするとそれこそ大変で、「○○先生はどう?まだ30歳で独身なんですって」「それより××先生のほうが先生には合ってると思うわよ」などとその科の独身の男の先生と私を色々くっつけようとしてくれちゃいます。人によっては科が変わった後も「で、先生、その後進展はあったの??」ときっちりフォローを入れてくる人もいたりします。ありがたいやら自分の病気に集中してほしいやらorz 

しかしそんなやり取りを聞いていたオーベンが爆笑しながら「いやー心配されるうちが華だヨ」と言っていたので、今のうちにありがたく指導やらアドバイスやらを受けていこうと思います。ハイ。