主治医でありたい

http://d.hatena.ne.jp/chirin2/20051015#p1

会って話を聞くのは他職種でもできるが、指示を出したりするのは医者しかできない。そういう仕事を放って会いに行けばいいのか、という問題になってしまう。

確かに看護師さんに話を聞いてきてもらったりすることはできる。でも私だったら主治医に話を聞いて欲しい。そこの差は大きいと思う。

「○○さん痛がってるんで指示ください」と言われた時、「じゃペンタジン1A落としといてください」と言えば時間はかからないし簡単だけど、こないだ実際に患者さんのところに行ってみたら痛いといっても自制内で、しかも相槌を打ちながら話を聞いているうちにさらに落ち着いてきて、結局その後1度も痛み止めを使わずに回復していったことがあった。やっぱり「先生が自分のところに来てくれる、話を聞いてくれる」ことの効果は大きいと思う。そして当然ながら診察することの重要さもある。

でも「手を抜くのも一つの解決法」は確かにそうかもしれない・・・と思い、トラバしていただいたhttp://d.hatena.ne.jp/tobitaQ/20051015(いつの間にか読めなくなってしまった・・・ショック)を読んだこともあり、「処方出してから患者さんとこ行こう」を「患者さんとこ行ってから処方出そう」に変えてからはだいぶストレスが減りました。が、しばらくしたらやはりまた仕事が回らなくなってしまい、再び元のようになってしまいました。それからはもう泥沼。ここ数週間は愚痴るか悪態つくか泣くか物(下手すると人)にあたるかしかしてなかった気がします。