2004年8月26日(木) 華氏911

今日は授業が終わってから映画友達のTくんと突発的に華氏911を見てきました。映画が映画なので、一人で行くかTくんと行くかのどっちかだな・・・と思っていたため、嬉しかったです。映画の趣味が合う人は貴重です。

華氏911は結構軽い気持ちで見に行ったら、あまりに考えさせられてしまい、だいぶ疲れてしまいました。

二人共通の感想:「国試なんてちっぽけなもんだね・・・」

以下は映画の感想とストーリーの概要です。読むには反転してくださいませ。大したことは書いていませんが、ネタバレ嫌いな方や先入観なしで見たい方はご注意を。


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ブッシュ大統領当選時の疑惑からイラク問題までブッシュ政権を痛烈に批判・・・してるだけではありませんでした。深く考えずに見たため受けたショックは結構デカかったです。もやもやしていたものをはっきり言われてしまった、という感じでした。快調にトバす前半とは裏腹に後半に「人の死」を持ってくるのは反則だよ・・・と思いつつもやはり行き着くところはそこだよな・・・と。母親に「子供は親より先に死んではいけない」と言われたことを思い出しました。

映画を見終わってからしばらくTくんと二人して無言で歩き、「一杯飲みに行くか・・・」と入ったお店でやっと重い口を開いてお互い思ったことを話し出す、という感じでした。いやはやほんと国試ごときでゴチャゴチャ言っている自分が本当に小さい存在に思えてしまいました。

政治については全くの素人で恥ずかしながら実はよく分からない部分もあったのですが、映画が言わんとしていることは全部とはいかずとも分かります。何が正しいとか間違ってるとかいいとか悪いとかそういう結論には至ることができないとしても、とりあえず「考える」ために見るべき映画だと思いました。

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来週は(今更ながら)「マッハ!!!」を見に行く予定です。