2004年4月29日(木) ミラクルな誕生日

オールの打ち上げ飲み会が終了すると同時に、あーほんとに小児外科の実習が終わっちゃったんだな・・・と寂しくなってしまいました。
けど今は感傷に浸っている場合ではなかったりします。
夜には私が敬愛するゲーム音楽作曲家の植松伸夫氏が特別ゲストとして出演する清田まなみさんのライブ「まほろばの月」に行くため、エネルギーを補填せねばなりません。
そして実は今日は誕生日だったりするので、日付が変わったと同時にもらっていたメールや電話に遅ればせながら返事をし、それが終わるととりあえず午後まで寝ることにしました。

結局夕方まで寝てしまい、一緒にライブに行く約束をしていた妹からのメールで目が覚めました。少し元気も取り戻したのでしっかり準備をして、いざ出陣!!

ライブ会場について中に入ろうと列に並んでいると、私の横を見たことのある人が通り過ぎていきました。
ん?あのヒゲは・・・じゃなくてヒゲのおじさまは・・・もしかしなくても・・・

植松さん!!!

な、な、な、なんと今夜の私と妹のお目当ての方ではありませんか!
生植松さんならライブやコンサートや学園祭で何度も見たことありますが、そういう会場の外で見かける、というのは初めて!当然のことながら列を抜けてご本人の近くへ。
スタッフの方とお話をされていたのですが、タイミングを見計らって話しかけてみました。とりあえずファンっぽく握手・サイン・写真の3点セットをお願いし、快く引き受けていただきました。
あ〜生きててよかった・・・(嬉し泣
そしてずうずうしいついでに誕生日の宣伝までしてみたりしました。

私「あっ、あのっ、今日私誕生日なんですぅ〜」
植松さん「おぉ〜そりゃおめでとう。いくつになったの?18??
私「ええッ失礼なッ!!16です。」

という失礼なのは確実にあんたでしょ、という会話までさせていただいた始末。ちなみに妹に「それは相当無理がありすぎ・・・」と突っ込まれたんですけどそれくらい突っ込まれなくても十分自覚してますよ。これでも。一応。 

無理やり感は漂うものの無事植松さんよりおめでとうの言葉をゲットしてから会場に入ってしばらくすると、今度は清田さんのアルバムの売り子さんの一人として植松さんが登場。好きな人には近づきたい!という一心で、懲りずに再び話しかけます。

私「あの、このアルバム買った場合、ついてくるポスターにもサインしていただけるんでしょーか?」
植松さん「ん〜(売り子さんの一人をさして)今ならこの田中くんがついてくるよ!」
私「あらま〜さいですか〜。それは買いですね」
田中くん「え・・・

・・・いや、ほんのアメリカンジョーク(謎)なんだからさ、そんなに嫌がんなくても・・・

なにはともあれ植松さん、こんなイタい子の相手をしてくださりありがとうございました・・・。またよろしくお願いします(ぇ

そんなこんなでやっとライブがスタート。
ライブ前に今夜の目的をほぼ達成してしまった感があったのですが、実際始まってみるとこれが想像以上に楽しい。音楽自体はもちろん文句があるはずもなく、アットホームな雰囲気で、照明や演出も落ち着いてて・・・中学生の頃は音大に行きたいと思っていたくらい音楽大好きっ子だったりもしたので、タイムスリップした気分にもなれました。
そして現実を直視する毎日だった私には、本当になんだか夢の世界にいるみたいでした。

思いがけずとても豪華な実習頑張ったご褒美&誕生日プレゼントとなったライブでした。