「ドナー不足」

http://d.hatena.ne.jp/chirin2/20060709#p3

「ドナー不足」とか「臓器が足りない」とかいう表現にひじょ〜〜に違和感を感じます。骨髄移植を含めた「臓器移植」というものが私には「治療」と思えず、“他人のもの”を当てにしたこれらの表現は嫌いですらあります。だから「私はドナー登録しない」と言われても「ほぅほぅよろしいんじゃないでしょーか」と言ってしまいます。臓器なんてもともと自分のものだから他人にあげる義務はないわけだし。まぁ暇があったら献血行ってみて、とか、気が向いたらドナー登録考えてみて、程度の勧め方しかできません。

が、自分自身がドナー登録したり献血したり脳死移植のカード持ってたりするのはやはりそれで誰かが病気から(完全でないにしろ)解放されるからなわけで、なんというか、自己満足な部分が多々あるんですが、まぁ結論から言えば別にそれでもいいじゃん、と。臓器をもらって涙を流してドナーさんに感謝する患者さんをみていると、やはりそういうのもありなのかな、と思ってしまいます。